7.レビュー・品質保証
7.1 レビュー・検収における判定原則
7.1.1 判定の考え方(Must)
レビューおよび検収においては、
- 「書いてあるか」ではなく、「説明できるか」を判定原則とする。
以下が説明できることを必須とする。
- なぜこの要件が存在するのか
- なぜこの設計で要件を満たすと言えるのか
- 変更があった場合、どこに影響するのか
7.1.2 判定基準の明確化(Must)
- レビュー・検収では、
- 規範(Must / Must Not)
- 基準(完了条件・品質基準)
に基づいて判定する
- 個人の経験・好み・暗黙知による判定を避ける
7.1.3 判定例の扱い(Should)
- 判定例は基準そのものではなく、解釈補助として扱う
- チェックリスト化する場合も、基準文を優先する
7.2 第三者レビュー・監査への耐性
7.2.1 基本原則(Must)
- 要件定義書および基本設計書は、プロジェクト外の第三者が読んでも、判断根拠が理解できる状態でなければならない
- 特定の担当者への依存を前提とした説明は不可とする
7.2.2 想定する第三者(Should)
以下の立場を想定して説明可能であることを推奨する。
- 発注者側の別プロジェクト担当者
- 品質保証部門・監査部門
- 後続工程(詳細設計・開発)の担当者
7.2.3 監査耐性の観点(Must)
- 要件の根拠が辿れること
- 設計判断の理由が明示されていること
- 規範違反・例外が記録されていること